オカヘイ双極性障害を持ちながらサラリーマンをしています。実際に2回の休職経験のある私が、休職前にやればよかった、確認しとけばよかったなと思ったことについて書いていきます。
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休職に入る前にやればよかったこと
私は前職の営業職で2回休職をしました。1回目は約6か月程休み同じ会社の別部署(事務関係)へ異動し、2回目は3か月程休みそのまま退職しました。
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休職に入る前にやればよかったなと思うことは2つあります。
- 休職に関わる会社規定の確認
- 上司以外の専門窓口への相談
1.休職に関わる会社規定の確認
1回目の休職時、もう限界がきてしまって連絡をいれ突然休んだわけですが、休んでからはこの先どうすればいいのか?という不安が強かったです。
休んでから思ったことですが、いつまで休めるのか?その間の給料はどうなるのか?など全く規定を確認していなかったので不安になりました。
休職期間中は会社の規定をみることもできなかったので、人事部の担当者に聞かないといけないのですが、まあ聞きにくいですよね。
自身の体調に不安を覚えて休職の可能性もあるのなら、規定のところは確認しておくといいかと思います。
2.上司以外の専門窓口への相談
休職に入る前、自身の調子が悪いことはわかっていながらも、誰にも相談できませんでした。
会社の規模にもよるかもしれませんが、専門部署への相談ができるところも多いかと思います。
上司には直接話にくいことも、お話しできるかもしれません。
私は現在の会社でかなり調子を崩した時、保健師さんとの面談、産業医との面談を経て残業を減らしてもらったり、業務を一部制限してもらいました。
そのおかげもあって、しんどいながらも今回についてはまだ休職には至らず、業務につけています。
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休職に入ったら
私は休職期間中、周りの同期や友人は普通に仕事ができているのに、なぜ自分はできない?と思っていました。
社会から取り残されたように感じ、ここでできなければどこに行ってもだめだとも思っていました。
大学まで学費工面してくれた親に申し訳ないし、今の自分を恥ずかしいと思っていました。
自身の経験からいうと、休職中はとにかく休みました。というか何もできませんでした。
通院以外はほぼ外に出れず、自分の身の回りのこと(歯磨き・お風呂・ひげそりなど)も何もできず、ただただ毎日横になる日々でした。
ドラマとかマンガとか見れるときはずっとみてました。不安すぎて気が狂いそうになることも度々ありました。
何か月か経つと少しずつ身体も動かせるようになりました。
薬のおかげか、もしかしたら双極性障害の軽躁に入っていたのかもしれません。
休職に入るということは身体が限界にきている状態だと思います。
先々のこと不安に感じることも多いかと思います。ただ仕事のことから離れてひたすら休むのがいいのではないかと思います。休んでいること負い目に感じる必要はないと思います。
休職した時、自分の状況を恥ずかしいと思っていました。
自分のことだから認めにくいけど、この思いは同じ状況の人に対しても私自身が潜在的に思っていることと感じました。
だとしたら違う、決して情けないことじゃない、恥ずかしいことじゃない。
そう思えてからは幾分か気持ちも楽になりました。
私はその後意欲が少し沸いて、同じ会社に復職します。
正直、転職する自信がなかったという理由も大きいです。
結局は復帰後もう一度休職を経て退職することとなります。
最後に
色々ありましたが、休職したことをきっかけに自身の病気についても知れました。
向き合うことで働き方も色々考えるようになりました。
また自分は今後もいつこの状況に陥ってもおかしくないと思うようになりました。
病気の内容によっては手帳を申請して障害をオープンにした働き方もあります。
手帳をもつことで就労移行などのサービスを受けることもできます。
もちろんオープン就労では一般の就労よりも収入面などの難しい問題もあります。
休職中は悲観的に考えてしまうし、働ける自信も全くなくなっていましたが、治療を続け休むことで今はもう一度仕事ができています。
同じく精神疾患を抱える人の不安が少しでも解消される事を願っています。
おすすめのマンガ・本について
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※ちなみに双極性障害の話は2巻です。









