今回は業務で実際に使用している私が、つまづいて解決したときの対処方法について紹介します。
Webサイトのドロップダウンリスト(プルダウン)の選択
Webサイト上のドロップリストを選択して入力したいときは
【Webページでドロップダウンリストの値を設定します】を選択します。
アクションの階層は以下の通りです。
⇒Webフォーム入力
⇒⇒【Webページでドロップダウンリストの値を設定します】
操作・オプション名を選択・入力します。
操作 :名前を使ってオプションを選択します
オプション名:選択したいリストの名前を入力
Webサイト以外(社内システム等)のドロップダウンリスト(プルダウン)選択
一方でWebサイトを使用しない社内システム等でドロップダウンリストを使用するにはどうすればいいでしょうか。
その場合は以下のように選択してください。
⇒フォーム入力
⇒⇒【ウインドウでドロップダウンリストの値を設定する】
あとは上記と同様にして進めることが可能です。
上手く選択できないときは? 4つの方法をご紹介
ドロップダウンリストの選択ではうまく選択できずにエラーになることもしばしばあります。
実行すると【ドロップダウンリストが見つかりません】などと表示されるときです。
そんな時に使える4つの方法をご紹介します。
1.UI要素選択の見直し
例えばamazonの検索でカテゴリを選択させるとき、次のUI要素選択(select)では成功します。
一方で以下のUI要素選択(div)では失敗します。
このようにドロップダウンリストはUI要素の選択がうまくできていないとエラーになります。
エラーがでるときはまずUI要素の再選択を色々試してみましょう。
2.レコーダー機能を使用
2つめはレコーダー機能です。
編集画面上側、真ん中あたりの◉ボタンをクリックします。
左側の【記録の開始】を押してからドロップダウンリストを実際にマウスで選択します。
マウスで実際に操作をしてレコーダーに記憶させて下側の【終了】をクリック。
フローが入りました。※レコーダー機能を使用した時は開始と終了時に自動でコメントが入ります。
3.ウインドウでタブを選択する
3つめはアクションの変更です。ドロップダウンリストを選択ではなく、次のアクションを選択してみて下さい。
アクション内のUIオートメーションの中には、【ウインドウでタブを選択する】というアクションもあります。
上手くできないときはこちらも試してみて下さい。
4.エラー発生時のアクション再試行
4つめはエラー発生時のアクション再試行設定です。
左下【エラー発生時】をクリック
【エラーが発生した場合にアクションを再試行する】をONにして、
回数と間隔を任意の値をいれます。そして右下【保存】を選択する。

下図のように編集画面の左側に下記のマークがついていれば再試行設定完了です。
動画での説明 4.エラー発生時のアクション再試行
エラー発生時のアクション再試行設定についての1分動画です。
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