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双極性障害と仕事の職種(向き不向き)について考える

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オカヘイ

自分が過去休職し、何もかもうまくいかなくなった時、同じ病気の人はどんな仕事ができているのかとても気になったのを思い出しました。
同じ境遇の人の少しでも参考になればと思い、自身の経験を通した考えを書いていきます。

目次

私のこと(職歴)

私は双極性障害の診断を受けていて2025年1月現在、サラリーマン・正社員・一般就労で働いています。

私は仕事に対してずっと苦しいもんだと思ってきました。

体調崩して休職も無職になってた期間もあります。

いろんな職種を経験して、最近ようやく少し気持ちが楽になれたので、今回はそれを共有したいと思います。

最初に私の職種に関する経歴を簡単にお伝えします。

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大学時代

飲食店でのアルバイトを3年ほど経験。

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卒業後、金融機関の法人営業を4年半

営業職を経験、体調不良により2度休職後退職。

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無職

営業職以外の仕事を探す。

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機械修理の技術職を6年

夜勤などが増え、体調が不安定になる。

もともと苦手意識があり、技術の業務から内勤への変更を会社へ依頼。

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事務職(サポート業務)を1年

業務にかかわるスケジュール調整や客先への電話でのアポイントを中心に1年従事。

STEP
IT関連部署へ異動し1年~現在

内勤でシステムエンジニアの仕事。

このように経験した社数は多くはありませんが、職種はアルバイトを含めると、接客・営業・技術・事務・SEを経験しました。

その中で自分自身が感じたことや働きやすさも大きな違いがありました。

自身の経験を踏まえて職種について感じたことをお伝えできればと思います。

職種選びで考えること

大前提として自分の得意が活きる職種がいいと思います。

後述する向いていると言われている仕事、逆に不向きと言われている仕事も結局は個人の特徴に影響する部分が大きく、実際仕事をしてみてどう感じるかは人によって違うと思います。

同じ双極性障害を持っていても、私とあたたでは感じ方が違う、得意なことが違うように仕事に対しても双極だからこれがいいというよりも個人の向き不向きを先に考えるべきだと私は思います。

ただそのあとで補足的に捉えることは大切だと思います。

向いてると言われている仕事、不向きと言われる仕事

双極性障害+向いている仕事で調べると以下のような内容の記載が多いです。

  • 業務量や勤務時間が安定している(夜勤のない)仕事
  • 自分のペースで仕事を進められる仕事
  • 対人折衝の少ない仕事

上記のポイントを抑えると以下のような仕事が向いていると言われています。

  • 事務職全般
  • IT関連(システムエンジニア・WEBデザイナー・プログラマーなど)
  • 軽作業

逆に向いていない仕事で調べると以下のような記載が多いです。

  • 日常的な接客・対人ストレスがある仕事
  • 残業や夜勤が多い仕事
  • 勤務時間や業務量の変化が大きい仕事
  • ノルマや締め切りが厳しい仕事

職種でいうと

  • 営業職
  • 接客業
  • 夜勤のあるシフト勤務の仕事

と言われています。

先に記載した通り、あくまで一般論ですのであなたの得意が活かせて、苦しくなく働くことができるのであれば、この内容に捉われる必要は全くありません。

自身の経験を通して職種について考える

個人の得意・不得意も大きく影響しているとは思いますが、私が経験してきた中で職種ごとに感じたことは以下の通りです。

  • 接客
    ⇒とっさの判断を求められる、対人折衝がメインなのでその時の相手とのやり取りをコントロールしづらい。
  • 営業
    ⇒1対多のプレゼンが苦手、数字に対するプレッシャーは強く毎月追われている感覚が抜けない。
  • 技術
    ⇒時間に追われる、多くの判断を求められる、対人折衝も多く接客と同じ理由でコントロールしづらい、夜勤や急な呼び出しもありリズムが作りにくい。
  • 事務
    ⇒電話でのアポイント業務があったが、営業や技術の時に客先訪問していたのでそこと比較すると気持ちが楽。スケジュールの調整も特段問題なし。
  • SE
    ⇒内勤である程度自身のぺースで業務ができる部分が一番のメリット。夜勤もなし。

接客・営業・技術は私にはかなりしんどく、また得意なジャンルでもなかったようで、自分なりに努力はしましたが、苦しさの方が強かった印象です。
休日もうまく休めず、仕事の不安に駆られることが多かったです。

事務・SEは上記に比べると気持ち面での余裕や自身での業務ペースの調整がきき、業務時間も安定していてやりやすい印象を受けました。

働き方について考える(正社員・派遣・フリーランス)

働き方について考えてみます。

正社員は休職の制度やサポートしてくれる環境が手厚いと思います。

一方でその分責任や求められる範囲も広いと思います。

よく他の記事で双極の向いている働きかたでフリーランスがおすすめされていますが、私個人的には結構難しいのではないか思っています。

フリーランスは仕事をとってくる営業活動や納期までに自身で作業を行うこと、外注を使う場合でも管理や折衝は必要になってくると思います。

双極の波がある状態でこれらを長く安定的に継続し軌道にのせるのはかなりハードルが高いように思います。

私は一時期、副業としてWeb制作にチャレンジしましたが、個人で仕事を受ける時に不安が強くなりすぎて失敗します。

その辺の話はこちらに記載しています。

職種でいえば、事務やIT関連の仕事が私は気持ちが苦しくなく働けました。

ただし男性の場合、事務は経理などの専門職が多く、募集は広くないイメージです。

一方で正社員にこだわらなければ、技術派遣ということでIT関連では多いように感じます。

現在IT業務で一緒に働く方々も派遣で勤務されている方も多くいらっしゃいます。

選択肢の一つとして考えて頂ければと思います。

まとめ

最後まで読んでくださりありがとうございました。

私と同じ悩みを抱えるあなたの少しでも参考になれば幸いです。

あくまで私個人の見解、事例ですので活用できそうなところだけ抜き取って頂ければと思います。

私も直近で少し休んでしまうなど、まだまだ精神疾患と仕事の折り合いは試行錯誤中です。

お互い自身が働きやすいと感じれる方法を探していきましょう。

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