目次
はじめに
双極性障害の診断を受けて約8年、技術職でサラリーマンをしていますオカヘイと申します。
今回は「みんなの双極症」を読んでみての感想をお伝えします。
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本の内容・特徴について
著者:南中さくら先生について
兵庫県の、のどかな町の精神科クリニックで精神科医として働かれていて、双極症(双極性障害)の当事者でもあられます。
本の特徴について
もともと南中さくら先生のブログ上での質問に対しての回答をまとめたものを1冊の本にされたそうです。
その特徴から、病気について、人間関係、仕事、恋愛、社会的逸脱についてなどなど非常に多岐にわたって書かれています。
当事者の方からの質問なので、自身にも当てはまり気になる質問があるケースも多いのではないかと思います。
約270ページととてもボリュームがあります。
2021年10月に出版された本になります。
感想
作者の南中さくら先生自身が双極症の当事者でもあられることから、お医者さん側の視点だけでなく当事者目線で書かれた部分も多く非常に参考になります。
私をはじめ、当事者の方は気分が下がった状態の時、活字を読むのが難しいことが多いかと思います。
本の特徴は質問に対しての一問一答形式ですので、目次から今気になる部分をピックアップして読むことが可能でとてもありがたいです。
個人的には自身が仕事に関わる悩みが多いので、本の中でもう少し扱ってくれるとよかったなと思います。
当事者だけでなく、周りのご家族の方にも双極症とはどんな病気か、どんな事に悩みを持っているのかを理解するのに非常に役立つ本だと感じました。
購入が難しい場合は図書館で探してみるのもいいでしょう。
下記リンクから立ち読み・試し読みができますので、ご参考に。
同じく双極性障害を持たれる方の毎日が、少しでも過ごしやすくなることを願っています。
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