Power Automate for desktop 使用時に入力した値でフィルターをけれたらいいなと思うことはないでしょうか?
今回は業務で実際に使用している私が、つまづいて解決したときの対処方法について紹介します。
Excelでフィルターを入力したい値でかける時は【入力ダイアログ】
Power Automate for desktopを利用してExcelデータのフィルターを入力したい値でかけたいときは【入力ダイアログを表示】です。
Power Automate for desktop 入力ダイアログを表示アクション
入力ダイアログを表示アクションは下図のような内容です。
まずはタイトル・メッセージを入力します。
これによりダイアログが開いたときのタイトル・メッセージを指定できます。
これを実行すると次のようなダイアログが表示されます。
ここで入力されたものは【UserInput】という変数に入ります。
この【UserInput】をフィルター選択時に使用します。
テストフロー
例えば以下のようなテストフローを作ってみます。
このような日付の入った表があり、今回は7月(分かりやすいように黄色マーカー)にフィルターをかけたいとします。
フローは次の通りです。
このフローを実行すると、Excel起動後に入力ダイアログが表示されます。
今回指定したい7月をいれてOKを選択。
きちんと7月のみでフィルターをかけることができました。
5~8のキーの送信について
また5~8のキーの送信は何をしているかというと、ショートカットキーを使ってフィルターを開いています。
5.Alt+Downでフィルターのダイアログを開く
この状態にしています。
6.Down×8回で(すべて)の検索のところをまでもってくる
↓を8回押すのと同じことをさせています。
7.UserInputを入力する
ここで最初の入力ダイアログを表示で入れたものを送信します。
8.Enter送信で確定させる
これらをキーの送信を使って行っています。
まとめ
Excelでフィルターを入力したい値でかける時の方法でした。
複数のブックのフィルターを操作したいときなどは次の記事の内容を組み合わせると実現可能です。
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参考Power Automate for desktop(PA4d)フォルダ内の複数のExcelを順番に開いて操作する
続きを見る
またキーの送信を利用するときには以下を参考にしてください。
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参考Power Automate for desktop(PA4d)やりたいExcel操作がうまくいかない時は【キーの送信】
続きを見る
ぜひ試してみてくださいね。
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