双極性障害と診断されると、
オカヘイ・「会社員として働き続けられるだろうか」
・「フリーランスの方が向いているのでは?」
・「自分にはどんな働き方が合うのだろう」
そんな不安を感じることがあります。
私自身、双極性障害と付き合いながら、10年以上会社員として働いてきました。
もちろん、体調を崩したこともありますし、仕事がつらいと感じた時期も長くありました。
それでも今、私は「双極性障害の方には、まず会社員という働き方をおすすめしたい」と考えています。
今回は、その理由をお伝えします。
① 生活リズムが整いやすい
双極性障害では、生活リズムを安定させることがとても重要です。
特に睡眠は、躁状態やうつ状態に大きく影響します。
会社員であれば、
- 決まった時間に起きる
- 決まった時間に出勤する
- 決まった時間に食事をする
- 決まった時間に寝る
という習慣が自然と身につきます。
この「規則正しさ」は、双極性障害と非常に相性が良いです。
② 収入が安定する
気分の波がある中で、毎月決まった収入があることは大きな安心につながります。
フリーランスは自由ですが、
- 収入が不安定
- 営業が必要
- 仕事量の調整が難しい
という面があります。
双極性障害では、精神的な安定だけでなく、経済的な安定も大切です。
フリーランスは仕事をとってくる営業活動や納期までに自身で作業を行うこと、外注を使う場合でも管理や折衝は必要になってくると思います。
双極の波がある状態でこれらを長く安定的に継続し軌道にのせるのはかなりハードルが高いように思います。
③ 相談できる人がいる
会社には、
- 上司
- 同僚
- 人事
- 産業医・保健師
など、頼れる人がいます。
体調が悪い時や、仕事で悩んだ時に相談できる環境は、とても心強いものです。
一人で抱え込まなくて済むのは、会社員ならではのメリットです。
私も現在月1回のペースで業務配慮の面談を30分ほど時間をとって、上司にして頂いています。
その時の仕事の状況、困りごと、雑談などを話しています。
④ スキルを身につけやすい
私自身、会社員として働く中で、
- Excel VBA
- Microsoft Power Automate for desktop
- Power Apps
- 業務改善
といったスキルを身につけることができました。
身につけたスキルは、将来の選択肢を増やしてくれます。
また自分自身を肯定してくれる自信に繋がりました。
⑤ 福利厚生が充実している
会社員には、
- 有給休暇
- 傷病手当金
- 社会保険
- 休職制度
があります。
双極性障害では、体調を崩すことももちろんあります。
そんな時に、こうした制度があることは非常に大きな支えになります。
「もしもの時」の安心感は、会社員の大きな強みです。
双極性障害があると、「仕事を続けること」そのものに不安を感じる方も多いと思います。
私自身も同じでした。


ただし、職場選びは重要
どんな会社でも良いわけではありません。
双極性障害の方には、
- 残業が少ない
- 有給を取りやすい
- 理解のある上司がいる
- 規則正しい勤務体系
そんな職場がおすすめです。
会社員が向いているのであって、無理な職場が向いているわけではありません。
ここはとても大切なポイントです。
特に障害をオープンにする場合は開示する人の理解も重要になってくると思います。
できないことばかりを伝えるのではなく、できる部分は挑戦する気持ちを感じてもらいながらも、自身が苦しいこと、苦手なことについては相談できる環境がベストと思います。
双極性障害の方には、仕事内容や職場環境との相性がとても重要です。
自分に合う仕事を選ぶことで、長く働き続けやすくなります。
私が実際におすすめしたい仕事については、こちらの記事で詳しく紹介しています。


今の職場が合わないなら
「会社員は続けたいけれど、今の職場はつらい」
そんな時は、転職や就労移行支援を利用するのも一つの方法です。
自分に合う環境を見つけることで、長く働き続けやすくなります。


まとめ
双極性障害でも、会社員は十分に目指せる働き方です。
また会社員として働くことができると社会との繋がりを感じることができ、精神的にも安定に繋がります。
私は働けない、先々もわからない休職中の時が一番不安で苦しい思いをしました。
会社員をおすすめする理由は、
- 生活リズムが整う
- 収入が安定する
- 相談相手がいる
- スキルが身につく
- 福利厚生が充実している
からです。
私自身、会社員だったからこそ、10年以上働き続けることができました。
まずは、自分に合った職場を見つけること。
それが、双極性障害でも長く働くための第一歩だと思います。



