Power Automate for desktop 使用し【Excelワークシートにセルを貼り付け】の時に文字が変になって上手くいかなかったことはないでしょうか?
今回は業務で実際に使用している私が、つまづいて解決したときの対処方法について紹介します。
今回は業務で実際に使用している私が、つまづいて解決したときの対処方法について紹介します。
目次
【Excelワークシートにセルを貼り付け】の際、文字が化ける現象
社内のシステムにExcelのデータを入力させるために以下の手順でフローを作成しました。
1.選択したセル範囲をワークシートから取得
2.Excelワークシートにセルを貼り付け
2.Excelワークシートにセルを貼り付け
この時、1で読み取った範囲を変数に入れて2で貼り付けるのですが、なぜか文字が化けるというか、おかしくなる現象にあたりました。
具体的には大文字、小文字、順序がむちゃくちゃ、漢字がカタカナに…といった感じです。
1,2の組み合わせが悪いのかうちの社内システムとの連携が悪いのかは不明ですが…
対処法の結論は、
貼り付けしたい文字をコピー&ペーストの【キー送信】で対応する!
です。
ちょっと力技でスマートではありませんが、欲しい結果は得られたのでよし!とします。
次からやり方解説します。
解決手順
- 貼り付けしたい列をコピー&ペーストで新しい列に貼る
- ループで回しながら、該当セルを一つずつコピー&ペーストする
1.貼り付けしたいデータの列をコピー&ペーストで新しい列に貼る
- 【Excelワークシート内のセルを選択】
範囲(列)を指定する - 【キーの送信】
{Control}(C) を入力してコピー - 【Excelワークシート内のセルをアクティブ化】
貼り付け先の一番先頭セルをアクティブ化する - 【キーの送信】
{Control}({Alt}({V})) を入力して書式を選択して貼り付けをショートカットで起動 - 【キーの送信】
{Down}{Down}{Return} を入力して値を選択させる
Excelのショートカットキーを【キー送信】アクションで起動させてやるのがポイントです!
2.ループで回しながら、該当セルをコピー&ペーストする
あとは最初にカウント用の変数を定義してあげ、ループで1回まわったら最後に変数+1の処理をいれます。
該当セルの行番号を先ほどの変数にしてあげれば、1行ごと欲しいセルを選択できます。
コピー元は前述で貼り付けした列のものになります。
コピー&ペーストは同じく【キーの送信】で入れてあげましょう。
{Control}(C)、{Control}(V)です。
これで完成です。
文字も化けることなく入力されました。
まとめ
今回はイレギュラーな文字が化けるときの対応でした。
途中でご紹介した【キーの送信】アクションはかなり使い勝手がよく、各アプリケーションのショットカットを起動させてあげれば、だいたいのやりたい作業ができるのではないかと思います。
困ったときはショーットカットキーでの対応を試してみてください。
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