定例PC業務をPower Automate for desktop(PAD)で自動化しませんか?
毎月、毎週、毎日、PC(Excel等)を使って同じ作業を人の手でやっていることはありませんか?
Power Automate for desktop(PAD)を使えば、それは自動化でき業務効率化に繋がるかもしれません!
私はPower Automate for desktop(PAD)を学ぶことで、自動化ツールを作成し、社内で高い評価を得ました。
全くプログラミングにふれたことがない人でも直感的に使用できるツールですので、ぜひどんなものなのか、確認してみてください。
Power Automate for desktop(PAD)とは
Power Automate for desktop とは、Microsoftが提供している※RPAツールです。
※RPAとはロボティック・プロセス・オートメーションの略語で、ソフトウェアロボットによる業務の自動化概念です。
簡単にいうとPC上の定例業務を自動化してくれるツールです。
Power Automate for desktopの使用に必要なもの
- Windows10が搭載されたPC
- Microsoftアカウント
Microsoftアカウントを持っていない場合は以下のOutlook(無料メールサービス)などで無料でアカウント作成が行えますのでこちらで準備をしておきましょう。
Power Automate for desktopの使用に不要なもの
- プログラミングの詳しい知識
Power Automate for desktop はローコード開発とよばれており、プログラミング技術が少なく直感的な操作で開発が可能です。
Power Automate for desktop(PAD)ではどんなことができるのか?
1分で見れるデモ動画です。こんなことができます。
この「動画」の内容は「次の講座」を学ぶことでできるようなりま
【続】Microsoft Power Automate Desktop 入門講座 ~ Excel 転記 特訓編 ~
【続】Microsoft Power Automate Desktop 入門講座 ~ Excel 転記 特訓編 ~
続いてもマスカワシゲルさんの講座です。上記講座の続編になります。
Power Automate for desktop(PA4d)有償版と無償版の比較
基本的には無償で利用できるPower Automate for desktopですが、有償版もあります。
利用できるサービス内容が追加されるので、無償版と有償版の違いについてもみておきます。
無償版 | 有償版 | |
全アクション使用 | ○ | ○ |
スケジュール・トリガーの使用 | × | ○ |
Power Automateとの連携 | × | ○ |
他アカウントとのフローの共有 | × | ○ |
全アクション使用可
無償版、有償版どちらでも使用できるアクションに違いはありません。
スケジュール・トリガーの使用
有償版ではスケジュールやトリガー(きっかけ)を設定しておき、その内容にもとづきPower Automate for desktopを開始するといったことが可能です。
例えば、スケジュールは毎朝9時に実行、トリガーは特定のメールを受信したときに実行などです。
無償版では実行は必ず開始ボタンのクリックが必要となります。
Power Automateとの連携
クラウド版Power Automateとのデータ連携が可能となります。
他アカウントとのフローの共有
有償版では他アカウントとのフローの共有が可能です。
無償版でも事項で紹介する方法を使えばフローの共有は可能ですが、リアルタイムでの共有は不可能です。
変更があった場合には再度共有手順をふむ必要があります。共同で開発などの場合に有償版は有効でしょう。
有償版と無償版の比較 まとめ
有償版は便利ではあるものの、無償版でも全アクションが使えたり、機能は十分に備わっています。
業務上どうしても必要な場合以外は無償版の利用でいいと思います。
Power Automate for desktop(PAD)無償版でのフロー共有方法
Power Automate for desktop(PA4d)【無償版】他の人とのフロー共有方法です。
3分で見れる短い動画はこちら
詳しい説明は以下の記事をご覧ください。
Power Automate for desktop(PAD)の特徴 得意なこと苦手なこと
【得意なもの/むいている作業】
Power Automate for desktop(PAD)インストール方法
Power Automate for desktopを使用してみたいと思った方は、インストールから始めていきましょう。
以下のサイトを開き、【無料トライアルを始める】をクリックしインストーラーをダウンロードします。
詳しい説明は以下の記事をご覧ください。
Power Automate for desktop(PAD)使用方法
インストールが終わりましたら、実際に画面を開いて簡単なフローを作成してみましょう。
ここではPower Automate for desktopの画面構成についてみていきます。
下図のように大きく3つ内容で構成されます。
【フローの作り方手順】
- アクションペインから実行したいアクションを選択
- ドラッグ&ドロップでアクションペインからワークスペースへ移す
- 1⇒2を繰り返し、ワークスペースに上から実行順に操作を並べる
簡単なフローを作成してみよう! メッセージの表示
それではとても簡単なフローを一つ作成してみましょう。
内容はメッセージボックスの表示です。
アクションペインからメッセージを表示をドラッグしながらワークスペースでドロップしましょう。
うまくドラッグ&ドロップできると下の画面が表示されます。
「タイトル」と「表示するメッセージ」に例えば、テスト・Power Automateなどいれてみましょう。
入力できましたら、下の青い保存ボタンを押して保存します。
これで完成です!
ワークスペース上部の実行ボタンを押してフローを実行してみましょう。
実行後、PC上にメッセージボックスが表示されてれば見事成功です!
このように組み込んだ内容をボタン一つで自動化させることが可能です。
Excelを使った操作や社内システムのログインからボタン選択、ダウンロード等、人の手で行っていたものを代わりにすべてやってくれます。
Power Automate for desktop(PAD)まとめ
- Power Automate for desktopを使えばPC定例業務の自動化ができる!
- プログラミングの深い知識は不要で直感的な操作でツールが作成できる!
- プログラミング言語よりも学習コストが低く学びやすい!
- 基本無償、Win10搭載のPCで作成できる!他プログラミングで必要な環境構築もなし!
- 自動化により自身や使用者の空いた時間を作りましょう!
Power Automate for desktop オススメの学習はこちらから
Udemyで基礎から体系的に学習した方はこちら
おすすめの動画を記事にまとめてみました。
無料で学習すすめたいなら
Youtubeでの動画学習がおすすめです。
私自身のチャンネル動画になります。使えそうなものがあればぜひご活用ください。
また以下の記事で取り上げているマストさんのチャンネルも非常に勉強になります。